「週末に彼女とデートするんで、その時に着ていきますよ!めっちゃ嬉しいです」
当時働いていた職場ではインポートブランドを取扱っており、電話やメールでたくさんの問い合わせが来ていました。その中でもなぜか覚えているやり取りが冒頭のものです。電話の向こうで弾む声はとても嬉しそうで、いつの間にか当たり前になっていた服の魅力を思い出させてくれました。
月日は流れ子供を授かり、小さな命が成長していく姿にふと、あの時のことを思い出して喜んでもらえる服を作りたいと思いました。親から子へ贈られる最初のプレゼントである「名前」を入れた特別な服で、誰かを幸せにすることができたら最高です。